REPORT

To the 12th Indoor Flying Robot Contest_ team Alpha FinalAugust 28, 2016

620


Preliminary Contest: 4th place
Final Contest: 4th place
Prize: Best Design Prize (by KYB) / 3DExperiece Prize (by DASSAULT SYSTEMS)


1. Preliminary
As a whole, our plane Alpha did well in the preliminary. Alpha could fall three relief goods and two of them came inside the flames. In the horizontal turn, except the moment that Alpha suddenly reduced its altitude, the turn was good.

2. Final
Soon after Alpha took off, it became clear that the motor didn’t work well, so Alpha couldn’t get enough thrust, and it fell accidentally, In no time, we brought it to the runway and made it take off again. We failed in falling relief goods. We tried the climbing turn, but it wasn’t accepted by the ref. However, Alpha succeeded in horizontal turn and automatic glide. Because of the problems of automatic control, Alpha didn’t succeed in eight shape turn. In automatic landing, Alpha approached well passing by the fan, but it didn’t come to the landing area, so our pilot switched to the manual control and Alpha returned.


We challenged the contest by the 3rd plane of Alpha. In fact, we used it for a month again and again. Therefore, probably the whole body was damaged little by little and the motor went wrong on the contest day. Also, the automatic system had some problem because we changed the motor just before the preliminary contest. By changing the motor,(of course, the model number was the same) a little different magnetism of the motor affected the censer of the geomagnetism. So, the right shape turn didn’t go well.

However, some of our efforts were surely recognized. We were given two prizes. One is Best Design Prize (by KYB). The main wing’s strength against twist was evaluated. The other is 3DExperiece Prize (by DASSAULT SYSTEMS). The design by CATIA was recognized by the evaluators.

If we had been alone, we couldn’t reach these good results. We want to say best gratitude to the people who helped us, especially great specialists in Suzuki/Tsuchiya laboratory. Thank you very much.

In fact, we are not satisfied with this results at all. We will continue the days holding sandpapers. See you next year.


AUG 28, 2016
Team Alpha Members
Masaya Ido
Morito Katsuyama
Ken Takaki
Toshiya Maki (Leader)
Tomoaki Yabu
8月下旬に行われた「第12回飛行ロボットコンテスト」の事後報告です。

【結果】
予選:4位
決勝:4位 ベストクラフト賞(KYB)・3DExperiece賞(ダッソーシステム)

【内容】
・予選 
予選は総じて好調でした。救援物資輸送は3個中2個が枠内。水平旋回は一度高度がガクッと下がってしまった瞬間を除けば、危なげなく2周することができました。結果は優勝候補の学校群につづき4位。

・決勝
予定通りとはいえ、予選がうまくいったことで気持ちが高まっていた僕らにショックなことが起こりました。離陸はちゃんとしたものの、機首を上げてスロットルを全開にしているにも関わらず、高度が上がらず、失速し墜落しました。冷静に回収・再離陸ができたものの、救援物資投下は断念。その後上昇旋回にトライしましたが、認められず。それでも水平旋回と自動滑空はなんとかクリア。8の字飛行は失敗。自動着陸はアプローチがうまくいきましたが、自動着陸エリアに入れず、手動で帰還させ終了。自動操縦のシステムに問題があったという要素もあったとはいえ、全体的に、モーターがうまく機能しないという想定外のトラブルに悩まされました。結果は予選と同じ4位でしたが、未帰還で入賞を逃したチームが多かったため、この順位は非常に後味が悪いものでした。

 僕らがコンテストに臨んだ機体は、8月の頭に完成した「3号機」で、その胴体は2号機の時から更新していませんでした。つまり1カ月の間、同じ機体で飛行試験を繰り返していたわけで、飛行試験のたびにさまざまな不具合が発生していました。コンテストの前日の公開練習の日にも、モーターが異常をきたしているということで、別のものに交換するほどの切羽の詰まりっぷりでした。結果的に、(型番は同じであるものの)モーターを取り換えたことにより自動操縦の磁気に関する部分が影響を受け、8の字飛行がうまくいかなかったりとしたようです。横着(といえるほど僕らに余裕はなかったものの)して4号機に更新しなかったことが様々なところに影響したのではないかと、私は思っています。

 しかしながら、結果を出せた部分もあります。
 改良を重ねに重ねた主翼は、1号機とは比べ物にならないほどねじれに強く、操縦が非常に簡単な機体ができあがりました。一般部門の予選で圧倒的に1位だったチームとともに「ベストクラフト賞」をいただけたのは、これらの努力の成果だと思います。
 春から使用させていただいていたダッソーシステムのCATIAは、主翼とその製作のための「治具」の設計に大変役立ちました。CATIAで設計した機体の設計図を評価されたのか、ダッソーシステムさんから賞をいただきました。

 これらの結果を出すのに、僕らは僕らだけでここまできたわけではありません。むしろ、たくさんの先輩方に(文字通り)手取り足取りしてもらったからこそでした。鈴木・土屋研究室の先生方・TAさん他の方々をはじめ、コンテスト運営陣の方々、ライバルとして闘った他校のみなさんなど、コンテストを通して僕らにかかわってくれたすべての人に感謝の意を表したいと思います。ありがとうございました。

しかし、僕らは今回の結果に少しも満足ができません。次回のコンテストで必ず結果を残せるようにと、僕らは動き始めました。プロポを握りしめる日々はまだまだ終わらないようです。悔しい、というより、次のコンテストにむけてわくわくが止まりません。

では1年後、また会いましょう。

2016年8月28日
Team Alpha
井戸雅也
勝山杜都
高木健
眞木俊弥(代表)
藪智明

Image1

|